長期案件が終わってしまい、ポツポツ来る仕事をしていましたがやっぱり不安なので某会社の文字起こしみたいな作業に応募しました。高時給でしたけど、期間が1ヶ月っていう短期。でもゼロよりはいいから…と思って仕事始めたら、2日ぐらい作業したら「作業完了」みたいな通知が来て、え?何これと思ったら、その2日後に「作業は全て終了しました」みたいな通知がきました。何だそれは。私一人だったらああ、クビになったのかなって思うんですけど、同じような状況の人が複数いるんですね。その全員宛に作業完了したと。訳が分りません。
そんななので、またヒマになってしまった私。のんびり仕事を探しつつ本を読もうと思っています。昨日、一冊本を読み終わりました。
どんな本?
超簡単に言ってしまうと「時間をかけて本を読みましょう」っていう本です。現代は情報が溢れているので、本を読むにしてもさっと読んで内容を把握したり要約を読んだりするっていう方法があります。でもそれで本当に自分の知識になる読書をしたと言えるのか。読んだ内容を自分の知識としていくにはどうすればいいか、どんな本がお勧めかみたいなことが書かれています。実際に遅読とはどういう風にするのかということも簡単に書かれています。
感想
本は読んでいるんですけど、確かにあんまり頭に残ってる感じがしないんですよね。表面の字面だけ追いかけている感じで。そして、この本では古典とか名著と言われるような本が多く紹介されているんですが、そもそもそういう系の本をほとんど読んでないんですね。エンタメとしての本は読んでいても、教養とかそういう意味合いで本を読んでいないと改めて感じます。もう私も良い年齢なので、そういう教養を身につけた大人になりたいなと思い、何年も買ったままにしていた『菜根譚』の電子書籍を読み始めました。
『菜根譚』というのは、人間はいかにして生きるべきかみたいなことが書かれた本っぽいです(適当)。今後の人生の糧になるようなものがあればというのと、一応中国語翻訳者ですので、こうした知識も何かの役に立つかなと思って読んでみようかなと思いました。これを寝る前にちびちびと読み進めています。とはいっても、まだ本編に至る前の解説のところですが…。無理なく進めることが大事と「遅読」のすすめには書いてありましたので、ゆるく読み進めていこうと思います。

