読んだ本
All in Day’s Works: A Folktale From Norway 774 words
今回読んだのは、ノルウェーの民話です。農業をしている旦那さんが「俺の仕事の方がお前より大変だ」というモラハラ的な言動をしてきます。それに対し、奥さんが二人の仕事を入れ替えることを提案します。
感想など
民話になるほど昔からこういうこと言うダンナがいるんですねぇ。それで、奥さんは仕事を取り替えるわけですが、このダンナがとんでもない無能で、普段の仕事ぶりすら疑わしいレベルです。慣れてないからとかそういう次元ではなくて、不注意とか、こういうことをしたらどうなるのかっていう結果が全然見えてないみたいな感じですかね。他人の仕事をどうこう言う以前の問題です。自分ばかりが大変だ、辛いって思っていると、他の人がやっていることに全然目も向かないし、感謝の気持ちも沸かないんですね。
仕事って、どっちがどれだけやってるから偉いってもんでもない気がします。向き不向きだってあるし、他の人が仕事をしてくれているから自分は別のことに集中できるってこともあるわけで。お互いをねぎらう気持ちがなくてはいけませんね。